カウンセラーのメッセージ

2021年(令和 3年)11月10日

東京オリ・パラ大会が終わり、コロナ感染も急速に収まってきました。
オリ・パラの開催とコロナ感染を関連づけて語る人は少ないですが、無関係とも言えないでしょう。
ワクチン接種の普及やマスク・消毒・人との距離を保つなどの感染対策の継続も大きく貢献したのでしょうが、それにしても東京都でも1日の感染者が30人を切っており、ここ広島県でも一桁台を維持しています。

この際、急速な感染者減の原因究明はしっかりとしておいた方が良いと思います。それが、次の感染拡大が起こった時に大きく役立つでしょうから。

 

さて、今年10月26日に、秋篠宮ご夫妻の長女眞子さんが小室圭さんと結婚して皇室を離れました。
その後、渡米されるまでの間は渋谷区内のマンションで生活をされているとのことです。

それにしても、ここまでたどり着くためにどれほどの心労を重ね、どれほどの忍耐が必要だったであろうと、お二人に対して同情を禁じ得ません。
当人たちには責任のない家族内の問題や、圭さんの母親に関する金銭トラブルについてマスコミで盛んに報じられ、まるで圭さんの人格にも問題があるかのような印象を与えていたように感じました。

そんな中、圭さんは努力してアメリカのロースクール(法学の大学院)を卒業し、弁護士事務所への就職も決まりました。
その間、眞子さんは周囲からのバッシングに耐え、複雑性PTSDを発症するまで苦しみました。
それでも結婚の意志を貫いたのは、余程強い思いがあったのだろうと推測します。

皇室に生まれたら自由はないだろうとは思っていましたが、これほど個人としての意思を抑圧しなくてはならない環境なのかと、改めて思わされました。
特に、女性が我慢しなくてはならない世界のようです。

 

 

振り返ると、昭和天皇までは、結婚は皇族(または旧華族)同士で行なわれ、周囲が決めていたようです。
それが第二次大戦後、天皇の位置付けが「日本国民統合の象徴」と憲法で定められ、天皇の「人間宣言」によって、国民のひとりとして(象徴天皇という特別な位置付けではあるが)結婚の自由も認められたはずです。

そして平成天皇(現在の上皇)は、初めて民間人であった美智子様と結婚されました。
その結婚は当時、日本中に大きく報道され話題になりました。ちょうど、テレビが日本に普及し始めた頃でした。
結婚後は、皇室の伝統的子育て(乳母制度、傅育官制度)をやめて、母乳で育て、子供たちが御両親と一緒に生活するように改められました。
皇室内部ではかなり批判があったようですが、美智子様と当時の皇太子はその意志を貫かれました。
真子さんは、この意志の強さを受け継いでいるようにも思われます。

そして現在の令和天皇は、いろいろと紆余曲折あった後、やはり民間人であった雅子様と結婚されました。
しかし、結婚前はキャリアウーマンとして活躍していた雅子様は、皇室に入ってからの環境の激変によって適応障害や鬱病を発症し、皇太子妃としての公務ができない状態にまで追い込まれました。

ちょうど、当時のイギリスでは、チャールズ皇太子が民間人のダイアナ妃と結婚し、その後離婚。
そしてダイアナ妃は事故死というニュースが駆け巡っていた頃でしたから、イギリスと日本の皇室の違いや共通点などを対比して考えたりしたものです。

 

皇室に限りませんが、日本では女性の能力が男性に比べて劣っている、あるいは女性は男性に従うべきであるというような考え方がいまだに強いように思います。
また、家事・育児・親の世話などは女性がするべきだという価値観は、私の周囲の地域社会にも根強くあります。

ですから、女性は結婚や出産を契機に所属組織の主要な仕事から離れざるを得なくなり、その結果、女性の管理職や女性議員の数は極端に少ない状況が続いています。
また、女性は天皇になれない(あるいは女系天皇は認めない)という規則も、古来からある男尊女卑的な価値観が背景にあると思われます。

 

 

女性に限らず、子供・何らかの障害を持つ人・在日外国人など、社会的に弱い立場にある人の権利が守られていないと感じます。
性別や年齢によらず、出自や社会的立場によらず、職業や収入によらず、障害の有無によらず、何かができるかどうかによらず、外見によらず、神様が愛する存在として造られた人間を大切にすることが、すなわち人権を大事にすることだと思います。

全ての人が生まれながらに持っている「基本的人権」とは、元々人間は神様に似たものとして造られ、神様に愛され、お互いに愛し合う存在として生かされているのだから、お互いに愛する価値がある者として接し、生きる価値がある者として尊重し、それぞれの人が持っている権利や自由を大切にすることを意味します。

私自身も、そのような生き方がしたいと切に願っています。

 


ストレスの多い現代社会の中では、悩みを語り合う場所や時間が持てないで、1人で悩んでいる人が多くなりました。悩みや生き辛さは多くの方々が抱えておられることでしょう。
自分の悩みを誰かに相談したり、カウンセリングを受けたり、自助グループに参加したりする事は、決して恥ずかしい事ではなく、むしろ必要で、問題解決への近道である場合が多いのです。
また、今の自分に変化を与えて、より良い人生、活き活きとした人生を歩むためにも、カウンセリングや自助グループは有効です。

このホームページには、「カウンセリング」および「セラピー」の説明、「カウンセリングの内容」の紹介、「自助グループ」のご案内などが載せてありますので、カウンセリングや自助グループについて全く知らない方でも、概略についてはご理解いただけると思います。
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