カウンセラーのメッセージ

2020年(令和 2年)8月16日

2020年(令和2年)になって今日まで、新型コロナウィルスの拡大、金権政治による政治家の腐敗、豪雨災害、その後の猛暑など、次々と大きな問題が起こっています。昔(江戸時代まで)であれば、年号をまた変えていたかも知れませんね。

これらの問題に共通しているのは、経済発展のための過剰なエネルギー使用と、それに伴う化石燃料の消費と森林破壊、その結果としての二酸化炭素等の増加による地球温暖化と生態系の変化です。
金権政治については、古くから行われてきた悪しき慣習でもあるので、他の問題とは異なるかも知れませんが、経済発展によって得た利益を何に使うかという問題なので、繋がっているとも言えます。

最近は、以前に比べて「専門家」と言われる人たちがマスコミに度々登場するようになってきたので、私のような専門家とは言えない聞きかじりの素人が意見を述べると、反感を買って逆効果になる危険もあると思いますが、それでも、小学生時代に高度経済成長による生活の大きな変化を経験した者として黙ってはおれないのです。

故郷の川に多くの魚がウヨウヨといて、子供たちがその魚を釣ったり抄(すく)ったりして遊んでいた光景が、私の脳裏にハッキリと刻まれています。
それが、護岸工事で川岸や川底がコンクリートで固められたり、水をせき止めるための堰(せき)が作られたりして、魚が住めない環境になっていきました。
洪水や干ばつを防ぐためのダムの建設や農薬の普及も影響していると思われますが、今では、まったくと言っていいほど故郷の川に魚がいなくなりました。

そして、生態系が大きく変わりました。魚だけではなく、蜻蛉(トンボ)や蝉(セミ)や蝶々(チョウチョ)も激減し、蛙(カエル)の種類と数も随分と減りました。当然、それらを捕食する小動物も減っています。
ただし、猪(イノシシ)や鹿(シカ)など、人間が作った作物を食べる動物は逆に増えているようです。


人口増加に伴う経済活動に合わせた形で、生態系が変化しています。
今年、アフリカ東部からインドにかけて、野菜を食い荒らす飛蝗(バッタ)の群れが大量発生したのも、その中の1つの例でしょう。
ウィルスの増殖についても同じことが言えるかと思います。

人間の活動によってその地域の生態系が変わるという現象は、昔からあったでしょうし、避けられないことでもあると思います。
しかし、限られた地域での変化だったのが、機械の改良が進んで大規模な工事が行われるようになり、航空機などの輸送手段も格段に増えて、その変化は加速度的に広がり、地球規模の変化にまで至っているのが現在の状態だと言えます。

プラスチックなど、元々自然界には無かった物を人間が大量に作り出して消費していることも、大きな変化を引き起こしています。海洋や湖などの汚染です。
それは回りまわって人間に害をもたらします。

また、エネルギー使用量の増加による地球温暖化は海水温の上昇を引き起こし、深海2,000~3,000mにまで水温の上昇が進んでいる現状では、それを元に戻すことは不可能だと思われます。
今は、気温や水温の上昇幅をどの位まで抑えられるかという問題になっています。

海水温の上昇に伴って空気中の水蒸気量が増えていますから、これから毎年のように、どこかが豪雨に見舞われることになると思われます。
四方を海に囲まれている日本は、その影響を最も受けやすい国の1つです。
一昨年の西日本豪雨、昨年の関東・東北地方の台風被害、今年の九州各地における豪雨災害などは、もはや数十年に1度の稀な現象ではなくなっています。


新型コロナウィルスの拡大は、人口の密集を避けざるを得ないという結果をもたらしています。また、経済活動の縮小もある程度やむを得ないという状況を作り出しています。
繁華街での活動自粛、スポーツやコンサートなどのイベント会場への入場制限、外出の自粛といったことが、実際に行われています。

コロナウィルスが絶滅することは無いと言われています。宿主の状態に応じて多様な変異をし、何億年もの間生き延びてきた不可思議な物体(生き物?)らしいので、共生していくことを考えなくてはならないようです。
ワクチンや治療薬の開発によってあまり恐れる必要のないものになれば、インフルエンザのように感染予防も可能なウィルスになるのでしょうが、それまでにどれほどの年月を要するかは、まだ未知数の状況です。

今年の5月初めには、
≪国内での感染者14,388人・死者486人、クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス号」と「チャーター機帰国者」を入れると感染者15,262人・死者499人。世界では、感染者3,269,667人・死者233,688人≫(毎日新聞より)
だったのが、

8月15日現在、
≪国内での感染者54,956人・死者1,093人、クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス号」と「チャーター機帰国者」を入れると感染者55,831人(3.7倍)・死者1,106人(2.2倍)。世界では、感染者21,163,347人(6.5倍)・死者764,744人(3.3倍)≫(同上)
に激増しています。

感染者数の増加に比べて死者数の増加が少ないのは、治療法がいろいろと見つかってきていることや、PCR検査の数を増やした結果、若い人(10~40代)の感染者が市中で広がっていることが分かってきたことなどが関係しているのでしょう。(若い人は感染しても無症状や軽症の人が多く、重症化しにくいようですから。)
学校やスポーツチームなどでの集団感染(クラスター)が、最近増えてきているようです。

今回のコロナ禍から私たちが学ぶべきことはたくさんあるとに思います。
地球全体の生態系のバランスを考えなくてはならないこと、人間以外の動植物が存在する意味、人間にとって本当に必要で大切なことは何なのか、等々・・・。
そして、生まれてくる子供たちが未来に希望を持ち、生きる喜びを感じられるようにする責任が、今を生きる我々大人にはあると思います。


ストレスの多い現代社会の中では、悩みを語り合う場所や時間が持てないで、1人で悩んでいる人が多くなりました。悩みや生き辛さは多くの方々が抱えておられることでしょう。
自分の悩みを誰かに相談したり、カウンセリングを受けたり、自助グループに参加したりする事は、決して恥ずかしい事ではなく、むしろ必要で、問題解決への近道である場合が多いのです。
また、今の自分に変化を与えて、より良い人生、活き活きとした人生を歩むためにも、カウンセリングや自助グループは有効です。

このホームページには、「カウンセリング」および「セラピー」の説明、「カウンセリングの内容」の紹介、「自助グループ」のご案内などが載せてありますので、カウンセリングや自助グループについて全く知らない方でも、概略についてはご理解いただけると思います。
また、「カウンセラーの紹介」もプロフィールに載せていますので、興味がある方はご覧ください。

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