カウンセラーのメッセージ

2021年(令和 3年)5月10日

現在、コロナ禍第4波の渦中にあります。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は変わらず、できるだけ人混みを避け、外出時はマスクを着用し、天気の良い日は近くの河原でジョギングをし、帰宅時は必ず手洗いとうがいをしています。

福山市では、今年に入ってしばらくの間は感染者数ゼロが続いていたのですが、大阪での急激な増加に伴って徐々に感染者が増えてきています。
また、広島市では急速に広がっているようです。変異ウィルスの感染者も多数確認されています。

その対策として福山市では、広島県及び福山市薬剤師会と連携して、4月16日から5月末まで、福山市にある108か所(開始時)の薬局と福山駅前などでPCR検査が無料で受けられるようになりました。対象は、福山市居住者及び就業者で、これで無症状の感染者を早期発見し、感染拡大の抑え込みを目指しているようです。
人口が大都市圏ほど多くはない地方都市だからこそできる対策だと思います。

ただし、これから更に感染が拡大していくことが予想されるため、予断を許さない状況です。
ワクチン接種が急がれますが、現時点で福山市では、65歳以上の高齢者施設等入所者については4月26日から開始され、その後、80歳以上の集団接種が5月22日から始まる予定です。また、65歳から79歳までの高齢者への接種は6月10日から開始、それ以外の人への接種は未定とのことです。
ちなみに、私は未定のひとりです。

さて、東京オリンピック・パラリンピックの開催が危ぶまれています。
小池都知事はもちろん、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長、内閣府・五輪担当大臣の丸川珠代氏、IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長、JOC(日本オリンピック委員会)の山下泰裕会長など(オリンピック・パラリンピックに関係する組織が多過ぎて、どこがどういう役割をしているのか分かりかねますが…)、ほとんどの組織のトップは開催することを前提に公の場では発言しています。

その中で、自民党の二階俊博幹事長が「これ以上とても無理だということだったら、これはもうスパッとやめなきゃいけない…」と発言して、物議を醸(かも)しました。
これは、私などは当然の発言だと思うのですが、テレビやネットなどの報道では政治的な思惑がある発言だと紹介しています。
本当のところ、どうなんでしょう? 単に本音を言っただけかもしれません。だからと言って、自民党支持者が増えるとも思えないのですが…。

東京オリンピック・パラリンピックの中止については、自民党内では禁句なのだそうですが、参加選手や大会関係者の健康と安全を考えたら、状況によっては中止せざるを得ないというのは当然予測できることでしょう。
それを禁句などと言うのは、それこそ第二次世界大戦中の日本と変わっていないと感じます。

ところで、競泳の池江璃花子選手が白血病の治療を終えて復活し、100mバタフライや50m自由形で優勝してオリンピック出場を決めたのには驚嘆しました。
また、ゴルフの松山英樹選手がアメリカで行われたマスターズ・トーナメントという歴史と伝統のある大会で、日本人及びアジア人として初の優勝を果たしました。

彼らの功績は、日本及び世界中の多くの人々に伝えられ、普段は水泳やゴルフに関心のない人たちにも感動を与えています。
彼らを支えてきた多くの人たちの協力のもとに実現したことですが、オリンピック開催の是非を決める判断材料にはならないし、してはならないとも思います。
オリンピックの目的は、あくまでも国際親善なのですから。

最近、池江選手たちに「オリンピック開催に反対してほしい」という意見があるとのことですが、それは個人の判断で行なうことであって、周りから選手に要求することではないでしょう。

一方、聖火リレーはコロナウィルス感染防止のために、計画されていたルートを変更したり、中止したりを余儀なくされているようです。
大阪府では公道での実施をとりやめました。また愛媛県では全てのリレーを中止しました。

聖火リレーに必要な費用は各自治体の負担であり、東京都は44億円、千葉県は5億7000万円、神奈川県は5億6000万円、静岡県は5億9000万円、福島県は2億円、青森県は4億円、宮城県は4億8000万円など、全国で総額約116億円の税金が使われるのだそうです。
そもそもこのコロナ禍の中で、聖火リレーにこれだけの予算をつぎ込む価値があるのでしょうか?

それに関連して、日本政府は福島原発事故で生じた放射能汚染水の処理水を、福島県沖の太平洋に海洋投棄することを決定しました。

処理水にはトリチウムのみが処理されずに残っているということです。
そして、トリチウムは自然界にも存在しているし、世界中の原子力発電所からも放出され続けているから問題はないと言っています。
本当でしょうか?
これまでの政府の対応から見て、簡単に信じることはできません。

現在、タンクに溜まっている処理済み汚染水は約130万トンあり、1日当たり新たに約150トンの汚染水が発生しているということです。
事故発生3年後の2014年5月には1日当たり約540トン、2017年には約220トン発生と減ってはきていますが、今から2年後に貯蔵施設が満杯になるので、何としてでも処理しなくてはならず、一番安価で速く処理できる方法が海洋投棄だということらしいのです。
これほど重要な決定にも経済効率が優先されるという現実に戦慄を覚えます。

海洋投棄については2016年には既に提案され、その当時は反対が強くて決定できなかったらしいのですが、今のコロナ禍と東京オリンピックの話題で人々の関心が原発事故からやや離れている時期を、好機と捉えて決定したようにも感じます。

しかも、処理水にはトリチウム以外の放射性物質は含まれていないかというと、わずかではあるけれども、セシウム137、ストロンチウム90、ヨウ素129、など12種類の放射性物質の核種が残っているそうです。
≪ https://news.yahoo.co.jp/articles/1d37736
b9ae8d9d4f590d32e368f669858ed1b47 ≫
≪ https://www.foejapan.org/energy/fukushi
ma/200407.html#5 ≫ より

菅義偉総理は、記者会見で「飲んでも大丈夫」とか言っていましたが、それなら実際に処理水を国民の前で飲んでみてほしいものです。
海洋放出によって何が起きるかは、まだ未知の事柄が多いのです。

「風評被害」という曖昧(あいまい)な言葉で、いろいろ外部から「海洋投棄には危険がある」という声がうるさいが本当は安全なんですよ、と信憑性に乏しいニュースを盛んにマスコミを通して流しているようにも思えます。

トリチウムは三重水素とも言って、普通の(自然界に存在する大部分の)水素の原子核に中性子が2つ余分にくっついているもので、β(ベータ)線という弱い放射線を出します。半減期は約12年です。
人体に害はないとされていますが、海洋中の魚介類の体内で濃縮されて人体に入り込めば、しばらくの間は体内でβ線(電子の流れ)を出し続けるわけで、それによってDNAが傷つけられる可能性があると言っている専門家もいます。
≪ https://www.rerf.or.jp/programs/roadmap/
health_effects/basickno/#beta ≫ 参照

私は、不安を煽(あお)るために書いているわけではなく、本当に正しい情報がどれなのか、私たち国民各々が見極めて考えなくてはならないと思っているのです。

実際、癌が年々増え続けているという事実があります。
まだ因果関係がはっきりとはしていないようですが、農薬や食品添加物やマイクロプラスチックだけではなく、世界中の原発から出されている排水も間接的に関係していないとは言い切れません。

いろいろと不安を煽るようなことばかりを書きましたが、最後に良いニュースです(たぶん)。

長い間、日本には心理に関する国家資格がありませんでした。
しかし、様々な心の問題(鬱、ひきこもり、不登校、虐待、様々なハラスメント、若者の自殺など)が増えている現在、それらの問題に対応するためにやっと国家資格が作られました。

2015年9月に「公認心理師法」が成立し、2017年9月に施行され、2018年9月に第1回の資格試験が行われました。
昨年(2020年)は第3回で、コロナ禍の影響で試験が12月にずれ込みましたが、私も受験しました。
そして、3度目の正直で合格できましたことを報告させていただきます。

医療・保険、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働といった幅広い分野に関する知識が問われるので、学ぶには苦労もありましたが、やっと今までやってきた活動が公に認められた思いで、達成感を感じています。

政府に批判的な文章を書きながら、国家資格に合格したことを喜ぶのはおかしいかもしれませんが、医師や看護師、介護福祉士、保健師などの資格も国家資格で、資格がないとできないこともあります。

公認心理師の資格は名称独占(無資格で“心理師”という名称を使ってはならない)であって、業務独占(無資格でその資格に関わる業務ができない)ではないので、無資格の人でも人の相談に乗ることはできます。
ただし、公認心理師は大学院卒業(修士)レベルの知識と経験が要求される資格なので、相談者の信頼度は増すと思います。
≪ http://shinri-kenshu.jp/guide ≫ 参照

これからも、様々な悩みの中にあって生きづらさを抱えている人たちのために、またそういう方たちと共に生きる場所と時間を提供するために、でき得る限りのことを実行していきたいと思っています。


ストレスの多い現代社会の中では、悩みを語り合う場所や時間が持てないで、1人で悩んでいる人が多くなりました。悩みや生き辛さは多くの方々が抱えておられることでしょう。
自分の悩みを誰かに相談したり、カウンセリングを受けたり、自助グループに参加したりする事は、決して恥ずかしい事ではなく、むしろ必要で、問題解決への近道である場合が多いのです。
また、今の自分に変化を与えて、より良い人生、活き活きとした人生を歩むためにも、カウンセリングや自助グループは有効です。

このホームページには、「カウンセリング」および「セラピー」の説明、「カウンセリングの内容」の紹介、「自助グループ」のご案内などが載せてありますので、カウンセリングや自助グループについて全く知らない方でも、概略についてはご理解いただけると思います。
また、「カウンセラーの紹介」もプロフィールに載せていますので、興味がある方はご覧ください。

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