カウンセラーのメッセージ

2018年(平成30年) 8月1日

またもや、自然の力が猛威を振るいました。
7月初めの週末、西日本各地で豪雨となり、あちこちで河川の決壊や崖崩れが発生し、多くの死傷者や行方不明者が出ました。特に、広島県と岡山県で被害が多発し、私の住む広島県福山市でも2人の死者が出ています。3歳の女の子と60代の男性です。
3歳の女の子は、近くの溜め池が決壊して自宅に濁流が押し寄せ、母親と一緒に流されました。母親だけは、近所の男性によって濁流の中から助け出されたのですが。女の子は亡くなりました。女の子の御両親や親しかった人たちにとって、生涯の重荷となる痛恨の出来事だと思います。
また、60代の男性は、水路に流されて亡くなったということです。急に濁流が押し寄せたのでしょうか。

福山市近辺は、もともと雨の少ない地域で、農業用水の確保のために溜め池がたくさん作られています。かつては、渇水のために水道水も不足して、取水制限が行われたことが何度もあります。そのため、生活用水や工業用水の確保と洪水への予防対策として、1973年から四半世紀という長い年月をかけて1997年に芦田川上流に八田原(はったばら)ダム〔芦田湖〕が建設されました。
そのお陰もあってか、今回の豪雨でも芦田川流域の被害は比較的少なかったのですが、水量は反乱危険水位を超え、大洪水となり得る危険もあったようです。ただし、支流の高屋川や加茂川、吉野川などでは、これまでに経験したことのないような大量の水が流れ、浸水した道路や家屋が多数あったようです。
崖崩れは小さな規模のものも入れると、数えきれないくらい発生しているとのことです。全部の復旧には、何年もかかることでしょう。また、今後の雨の降り方によっては、溜め池が決壊する危険がまだあるという状況です。

気象庁の発表によると、前線が日本列島の上に停滞していて、そこへ南から湿った大気が長時間流れ込み続けて、今回の大雨になったとのことでした。ただ、それは例年、梅雨の時季になると繰り返し起こってきたことで、今回のような大規模な災害の説明としては不十分のように感じました。
二酸化炭素の増加などによる地球温暖化の影響、海水温の上昇による大気中の水蒸気の増加、これらの要因も大きいでしょう。これまでと同じような天気図であっても、水蒸気の量が増えれば雨の量が増すのは当然のことです。
ところが、「地球温暖化は二酸化炭素の増加とは関係がない」と、いまだに公言している人たちがいます。個人の意見として言う分には支障はないかも知れませんが、公の施策に影響を与える人が言うと大変です。

日本は福島の原発事故以後、再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱、波力、など)の普及には少し遅れを取っています。理由はコストが掛かるからで、その分、火力発電に頼っています。特に、安上がりな石炭を使った火力発電を増やしています。
かつて「京都議定書」によって、二酸化炭素の削減を世界に向かって提言したことが嘘のようです。もっとも、その分なるべく電力消費量の少ない電気機器を作ったり、ハイブリッドカーや電気自動車などを開発して、エネルギー使用量の節約には努めていますが、それらは企業努力による部分が大きく、国の方向性を決める政府の施策は相変わらず利益優先で、結果的に二酸化炭素は増加し続けています。

30年ほど前、科学雑誌で「地球温暖化」の問題が取り上げられ、このまま温暖化が続くと台風が大型化し、海水面が上昇する、また、雨量が増加する地域と乾燥が進み砂漠化する地域が増える、などの予測が書かれていました。
当時は、専門家の中でも意見が分かれていて、温暖化は火山の爆発によるものだという説や、地球は過去にも温暖化と寒冷化を繰り返してきており、今は温暖化に向かっている時期に当たる、などの説が飛び交っていました。
私は当時、石油などの化石燃料の使い過ぎによって温室効果のある二酸化炭素が増加し、その影響で地球の平均気温が上がっている、という説に最も説得力を感じ、当時勤めていた中学校の自然科学部の生徒たちにその雑誌を見せました。そして、生徒たち自身で調べて文化祭で発表するように勧めました。生徒たちは、その雑誌や他の本を参考にして大きな紙にグラフや説明文を書き、文化祭で発表しました。しかし、反応は冷やかでした。当時はまだ、そんなことは一部の学者の思い込みか空論に過ぎないと考える人が多かったのです。

今では専門家の90%以上が(100%ではない)、地球温暖化の事実を直視し、その原因の多くは二酸化炭素などの温室効果ガスによるものだと認めています。そして、早急に何らかの手立てを講じないと、異常気象はこれからもっと拡大し、人の住める地域が少なくなっていくという予測を出しています。
人間が作ったものは、人間が変えていくことができるはずです。増やすのも減らすのも、人間の判断で実行できるはずです。例えば、植物と同じように二酸化炭素と水を使って炭水化物を合成するとか、全てのビルの屋上に植物を繁茂させるとか、どうでしょうか。実行は可能だと思うのですが・・・。


ストレスの多い現代社会の中では、悩みを語り合う場所や時間が持てないで、1人で悩んでいる人が多くなりました。悩みや生き辛さは多くの方々が抱えておられることでしょう。
自分の悩みを誰かに相談したり、カウンセリングを受けたり、自助グループに参加したりする事は、決して恥ずかしい事ではなく、むしろ必要で、問題解決への近道である場合が多いのです。
また、今の自分に変化を与えて、より良い人生、活き活きとした人生を歩むためにも、カウンセリングや自助グループは有効です。

このホームページには、「カウンセリング」および「セラピー」の説明、「カウンセリングの内容」の紹介、「自助グループ」のご案内などが載せてありますので、カウンセリングや自助グループについて全く知らない方でも、概略についてはご理解いただけると思います。
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